相続で争わないために、元気なうちからできること
「うちの家族は仲がいいから、相続で揉めることなんてない」
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
実際、相続のご相談を受けていると、
相続が始まる前には
「家族で揉めるとは思っていなかった」
という方も少なくありません。
相続は、財産の額だけが問題になるわけではありません。
「誰が何を相続するのか」
「自宅をどうするのか」
「これまで親の面倒を見てきたのは誰なのか」 など、
さまざまな事情が重なり、
これまで仲の良かった家族の間でも
意見が食い違うことがあります。
では、相続での争いをできるだけ防ぐために、
元気なうちからできることは何でしょうか。
まずは
① 「財産を整理する」ことから
最初におすすめしたいのは、
ご自身がどのような財産を持っているのかを整理しておくことです。
例えば、
・自宅や土地などの不動産
・預貯金
・株式などの有価証券
・生命保険
・その他の財産
・借入金などの負債
など、
財産と一言で言っても多岐にわたります。
家族が、 親の財産をすべて把握しているとは限りません。
財産を整理しておくだけでも、
相続が始まった後の手続きをスムーズにすることができます。
② 「誰に何を残したいのか」を考えておく
次に大切なのが、
「自分の財産を、誰に、どのように残したいのか」
を考えておくことです。
例えば、
「自宅は長男に引き継いでもらいたい」
「妻が安心して生活できるようにしたい」
「子どもたちにはできるだけ公平に分けたい」
など、人によって希望はさまざまです。
その希望を実現するための
代表的な方法が遺言書です。
遺言書を作成しておけば、
ご自身の財産をどのように引き継いでもらいたいのかを、
亡くなった後に残すことができます。
その上で、
③ 家族に自分の考えを伝えておくことも大切
遺言書を作ることだけが、 生前の相続対策ではありません。
「自分はこうしたい」と考えていることを、
元気なうちに家族へ伝えておくことも大切です。
特に、
「自宅は誰に引き継いでもらいたいのか」
「介護をしてくれている家族にどうしたいのか」
「財産をどのように分けたいのか」
などは、早めに考えておくことで、
将来のトラブルを防ぐきっかけになるかもしれません。
もちろん、財産の状況や家族関係によって、
必要となる対策は異なります。
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「遺言書を作った方がいいのか分からない」
「自分の場合、どのように財産を残せばいいのか分からない」
という方は、
一度専門家に相談してみるのも一つの方法です。
相続対策は、亡くなってから始めるものではありません。
元気なうちだからこそ、できる準備があります。
当事務所では、
相続に関するさまざまなご相談をお受けしています。
これからのブログでも、
遺言書や不動産の相続など、
相続に関する情報を一つずつ分かりやすくご紹介していきます。
「まだ先のこと」と思わず、
まずはご自身の財産やご家族について、
一度お考えになってみてはいかがでしょうか。